男性と女性の会話はなぜ噛み合わないのか?男女の会話の目的の違いを解説!

こんにちは
大人の結婚応援サロン、婚活サポーターの川村ひろおです。

川村ひろお
川村ひろお

デートやお見合いなどで相手と話をしていて「なんか話がかみ合わないな・・・」「何言ってるのか分からない?」なんて感じたことは無いでしょうか?

これってそもそも男性と女性では会話の目的が違うためこのような違和感を生んでしまうんです。

今回は、そんな男女の会話の違いについてお伝えいたします。

男性と女性では会話の目的が違います!

そもそも男性と女性では「なんで会話をするのか?」会話そのものの目的が違っています。

女性の会話の目的

女性の会話は「感情の交換」「気持ちを分かってもらいたい」という目的で会話をしています。

言い方を変えると感覚的に会話をしていますので、そもそも会話に目的が無く「会話をするために会話をする」という感覚です。

感情を分かってもらうために会話をしているため、目的もなくありとあらゆる話をとりとめもなく続けることができるんです。

このため女性は、毎日毎日井戸端会議ができますし、女子会をすると何時間でもしゃべり続けることができるんです。

また、女性同士の会話を聞いていると「わかる~!」「そうだよね!」などのような言葉を聞きますが、相手に自分の感情を分かってもらいたい!私の気持ちを分かってもらいたい!という感情をそのまま受け取ってもらいたいということもあります。

その他にも女性の場合、話をすることで話を整理している側面もあります。
このためモヤモヤしていることで相手に話をすることで、感情もスッキリしますしモヤモヤしていたものが整理されますので、ここでもスッキリすることができます。

女性の会話の特徴として、フィーリングや感情の交換を大切にしながら会話そのものを楽しむために会話をしています。

男性の会話の目的

男性の会話は「情報の交換」「問題の解決」などを目的に会話をしています。

男性の場合、会話そのものを楽しむということは無く、目的を完了するためのツールや伝達方法として会話をしています。

そうすると、女性と上手く話しのできる男性もいますよ!という声が聞こえてきそうですが、会話のその先に目的があるから上手く話ができるんです。

実は、女性と上手く会話をしている男性の目的は「その女性と付き合いたい!」という大きな目的があるためで、この女性と付き合うためにはどうすればいいか?を論理的に考えて、話を組みたたて女性と会話をしているのです。

このため付き合うまでは、頻繁に連絡したり会話をしていた男性が、付き合ったとたんに連絡や会話が減ったりして女性が困惑してしまうことが多いのです。

このように男性は、目的を明確にして解決するための会話は得意なのですが、女性のようにとりとめのない会話をずっと続けることが苦手なんです。

また、男性は女性のように感情ではなく理論的に話をしていますので、明確な理由がないと女性の会話に「共感」できないため、理屈としてそう思えないと女性のように「わかる~」とか「だよね!」ってサラッと言うことができないんです。

逆に否定するについても理屈が通ってないと否定も出来ないんです。

このため男性は少なからず頭で考えてから話をしているため、とっさに女性のように感情表現をすることが苦手なためスピード感のある女性との会話に乗ることができないのです。

シングルタスクとマルチタスク

男性はシングルタス!女性はマルチタスク!と言われることがあります。

男性は、一つの事に集中して取り組むことが得意で、女性は、一度に複数の事ができるという事になります。

このため男性は、一つの事に集中していると他のことが耳に入らなくなってしまったり、複数の事をやろうとするとオーバーワークになってしまい「ウワァ~」って分からなくなってしまいます。

会話も同じで、女性のようにポンポン会話の話題が飛び出して来たり、あっちに行ったりこっちに行ったりすると男性はついていけないんですね。

私も結婚していた時に、女性ってすごいな!って思ったのが、奥さんがキッチンで料理をしながら、TVでドラマを見て、子どもと会話をしていて、全部わかってるの?と聞くと分かっているというんです!これって男性では、まったくできないと思うんですよね。少なくとも僕はできません(笑)。

逆に女性はマルチタスクのため、一度に色々な事ができます。

このため女子会などの会話を聞いていると、同時に女性たちが好き勝手なことを話しているように男性には見えるのですが、会話をしている女性同士はちゃんとわかっているんです!

自分の話をしながら、しっかりと他の人の話を聞いていて、なおかつ内容も理解して、また別の話をしていたりするんです。

私も男性なのでまったく分からないので、これはすごいなって思いながらポカンと話を聞いてしまいます。

そのまま受け取る男性・分かって欲しい女性

男性と女性の会話の違いで「受け取り方」についても違いがあります。

男性の場合、情報の交換や問題の解決が目的のため「会話の意味をそのまま」受け取ります。

男性同士の会話には、感情がありませんので会話そのままの意味を受け取ってもなにも問題が無いんですが、女性の場合には、会話に感情がのっていますので受け入れらてもらえればいいのですが、拒絶されることを嫌がります。

女性は「察して欲しい」とか「言わなくても分かるでしょ」ということを男性に言いますが、言葉の裏には拒絶されたくないという意味も含まれています。

例えば、カップルがドライブデートをしていて

女性:「のど乾いていない?」

男性:「渇いていないよ」

男性同士の会話では、これでOKなのですが女性としては「そうだね!どっかでお茶しよう!」と言って欲しい意味だったりします。

これを男性に伝えると「めんどくさい!」「だったらのど乾いた!って言えばいいじゃん」と言われてしまいますが、女性としては直接的に要求「お茶飲みたい」と伝えることは、もしかしたらあなたがのどが渇いていなかったら、女性の要求を通そうとしてあなたに不快な思いをさせてしまうかもしれない。

たくさんの仲間といて、自分がのどが渇いたからお茶を飲みたいと言ってしまったら調和をみだしてしまうんじゃないか?と思ってしまうため直接的な言い方ではなく遠回しに聞くこととなってしまい、お茶が飲みたいんだけど「のどが渇かない?」という言い方になります。

正直、この言い回しは男性には分からないですよね(笑)。

ここから分かることは

女性は「はっきりストレートに伝えることが苦手」

男性は「相手の気持ちをくみ取ることが苦手」

ということが分かります。

まとめ

女性と男性では、会話の目的がまったく違いますがどちらが正しいとか間違っているという事ではなく、女性は男性の会話の目的を理解して、男性は女性の会話の目的を理解して、お互いに違いがあることを受け入れながら会話をしていただきたいと思います。

大きな違いとしては

女性は「感情や気持ちを分かって欲しい」と思いながら会話をしていること

男性は「言葉そのものの意味しか理解していない」ことを知ることによってお互いの会話が理解できるのではないでしょうか?

よくある話でカップルがケンカした時に

女性が「なんで分かってくれないのよ!」と怒っていて、男性が「じゃ~どうすればいいんだよ!」なんてケンカしていることはないでしょうか?

こんな時女性は、こんなに悲しい気持ち辛い気持ちを分かってもらいたい!とうったえているのに、男性からすると、どうしたらこの問題は解決できるのか?と考えながら話しているため、いつまでたってもすれ違ってしまうのです。

これが全てではないと思いますが、女性が男性に話をする時は「要点をしぼって直接的に伝えること」と、問題解決ではなく「ただ話を聞いて欲しい」と伝えるだけでも男性は分かってくれると思います。

男性が女性と会話する時には「問題を解決しないこと」と「女性の気持ちや感情に共感してあげる」ようにすることで、会話のすれ違いが減ってお互いに会話を楽しめるようになります。

それでは、皆様も明るく幸せにおすごしください。

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