こんにちは！
「大人の結婚応援サロン」婚活サポーターの川村ひろおです。
今回も、皆様からいただくご質問をピックアップしてお答えさせていただきます。
婚活や恋愛で悩んでいる方は、みなさん同じような悩みを抱えています。
私なりの意見をお伝えいたしますので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
【質問】Hさん、５９才男性。
もうすぐ６０歳を迎えて、将来に不安を感じるため婚活を始めようと思っています。
私は、バツイチのため２8歳の息子がいます。
息子に再婚したいと話をしたところ反対されてしまいました。
離婚してから私が一人で育ててきたため、息子にも賛成してもらいたいです。
どうしたらいいでしょうか？
ご質問いただきましてありがとうございます。
ご子息様から結婚を反対されてしまっては、婚活を始めることも難しいですよね。
Hさんも深く悩んでしまっていると思いますが、実は中高年の婚活でシングルファーザーが子供から再婚を反対されるケースは多いんです。
私も40歳以上の方を専門にお手伝いする結婚相談所を運営しておりますが、同じ悩みをお持ちの方のご相談を多く受けます。
20代・30代のシングルファーザーの再婚なら、新しいお母さんに子供が慣れるかどうかが問題になると思いますが、中高年のシングルファーザーの再婚で子供に反対される理由は２つあります。
それでは１つづ詳しくお伝えいたします。
相続の問題
なんといっても中高年のシングルファーザーの婚活で、子供が反対する場合の一番の理由が遺産相続の問題になります。
Hさんの場合もHさんが結婚してしまうと息子さんがもらえる相続財産が半分になってしまいます。
息子さんからすれば、突然現れた他人に親の財産の半分を持っていかれてしまうのですから、横取りされたように感じてしまったり、もしかしたら財産目当ての結婚なのでは？と疑ってしまったりするでしょう。
Hさんのお気持ちとしては、仕事がひと段落してこれからの人生をパートナーと幸せにすごしたいという純粋な気持ちで再婚を考えていると思いますが、息子さんからすればそう思っていないかもしれません。
また、Hさんからすれば息子さんはいずれ結婚して独立してしまうと思いますので、そうしたら一人ぼっちになってしまいます。
Hさんの人生と息子さんの人生は、まったくの別物になりますので悩んでしまうのでしょう。
引きこもり問題
Hさんの息子さんは、そうではないかもしれませんが、中今年のシングルファーザーの再婚に反対する子供の理由の２つめは、子供の引きこもり問題になります。
引きこもりと言っても、TVなど見るような強烈な引きこもりではなく、子供さん本人もアルバイトやパートなど仕事をしている場合が多いです。
でも、親の家にいい年になっても同居していて、親が結婚してしまうと実家にいられなくなってしまうため、結婚に反対する子供も多いです。
40歳以上のための結婚相談所をしていると、このように独立できない子供を抱えている父親も多いため婚活の相談を受けることがあります。
以前には、70代のシングルファーザーの男性が結婚したいと私の相談所に相談にきましたが、50歳の息子さんが反対して結局、婚活をすることも再婚することもできませんでした。
理由としては、父親が結婚してしまうと自分が家を出なくてはならないため、反対して婚活が進みませんでした。
このようなご家族は、将来「8050問題」に直面してしまうかもしれません。
本当は、お父さんも結婚をして幸せになって、息子さんもお父さんの結婚を機に独立をして、自立した生活を送る方がお互いが幸せになれたかもしれません。
息子さんと話し合う
Hさんの息子さんが引きこもりかどうかは別として、結婚に反対する理由の一部に遺産相続の問題があるのではないでしょうか？
ご質問には、息子さんが結婚に反対する理由が書いていなかったため、想像でお話を致しますが、解決するためには、息子さんとしっかりと話し合って理解していただくことが必要だと思います。
息子さんもお金の話になってしまうと、本音を言いずらいかもしれませんので、腹を割って話をすることで結婚に反対する理由を知ることができるでしょう。
反対する理由が分かれば、解決策の提案もできるようになりますので、時間がかかるかもしれませんが、お二人で話し合うことが解決の第一歩になります。
相続の問題についても、生命保険の受取人を息子さんにしていれば、遺産分割の対象にならないためそのまま息子さんに渡すことができますし、生前贈与をすることで少しづつでも息子さんに財産を残すこともできますので、息子さんの理由を聞いて対処することをお勧めします。
まとめ
何もしないで、ずるずると時間ばかりすぎてしまうと、Hさん自身もご病気になってしまったり、そうすれば息子さんも介護をしなければならなくなってしまったりと、先送りにして良い事はありません。
このためHさんがお元気なうちにしっかりとお話しすることが得策でしょう。
しかもHさんの人生と息子さん人生は、違いますのでいくら親子といっても、Hさんが望まない人生を送ることはいかがなものかとも思ってしまいます。
シングルファーザーの男性が結婚するためには、少しでも若い方が有利になりますので、結婚を希望するなら少しでも早い方が結婚できる可能性も高くなるでしょう。
簡単なお悩みではありませんが、ぜひ解決してHさんが幸せな人生を送ることを願っております。
川村裕央大人の結婚応援サロン代表
1971年5月13日生まれ。埼玉県川越市生まれ。現在は埼玉県所沢市在住。
20年以上大手不動産会社にて営業職として勤務。営業の仕事を通して人間関係を築くためのコミュニケーションを学ぶ。また、在職中には、新入社員の人材育成や能力開発人にも従事する。プライベートでは、一人の女性と長く幸せな関係を作ることが得意。
自分の好きな人がずっとそばにいてくれる幸せを、婚活に悩む人に伝えたいと思い結婚相談所を起業。
仕事や恋愛から学んだ信頼関係の作り方やコミュニケーションのとり方をもとに、素敵なパートナーと長く幸せな信頼関係を築くことをお伝えしています。
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